ズバリ、私たちが結婚式で "やらなかった” こと① 〜BGMが雰囲気を作る〜
結婚式は私にとって、「積極的にはやりたくないこと」や
人生でほぼ「やってこなかったこと」の宝庫でした。
なりたくてもなれなかった主役になり、
みんなに祝福され、可愛いと言われるのは、嬉しいこと極まりないですが、
その遺伝子や血筋ではない陰キャな私......
恥ずかしさや申し訳なさが勝ってしまうのです。
やりたくないことは適度に避けつつも、
結婚式として成立させるためにどんな選択をしたかお話しします。
結婚式のムービーには苦手意識がありました。
ゲストの涙をそそる感動的な雰囲気や、
単純に自分たちの生い立ちに自信がなく、写真もあまり見せたくなかったからです。
映像作品は無しでも問題なかったのですが、披露宴のメリハリや会場の一体感を作るために、「必要では?」と感じ、最後の最後まで悩み、2ヶ月前に自作のプロフィールムービーのみを作成しました。
結局作ったんかい!?と思わせてしまったかもしれませんが、
上記の不安を回避できたのは「BGMの選択」にありました。
ムービーのBGMをアップテンポなものにすることで、
写真のスライドスピードをアップさせ、紹介文も単純な一言に。
感動的な雰囲気もある程度緩和され、写真も短時間の表示で違和感なく収まりました。
また、新郎と新婦の写真を交互にスライドすることで、3分30秒程の尺で収まり、
著作権の申請も星野源の『Weekend』1曲のみというコスパと時短を兼ね備えたムービーとなりました。
(ムービーである程度の尺を取りたい方には意味がないかもしれません)
一度BGMをMaroon5の『Memories』にしたら、
同じ映像なのに、幼少期の写真に涙しそうになりやめました。
バカリズムさん脚本の映画『ウエディングハイ』でも披露宴の時間が押してしまっている場面で『中座の曲をアップテンポにすることで、
新郎新婦が早歩きしても違和感がない』というテクが披露されていました。
ちなみに写真は、無料のキャンアプリで
実家のホコリを被った粘着タイプの厚〜いアルバムを引っ張り出して
そのまま撮影しました。
(ビリビリと剥がすタイプのやつです。生まれた年代を感じさせる)
そして慣れないAdobeの編集ソフトを月間契約し、
テンプレの素材を駆使して、なんとか上映できるレベルのものを作成しました。
(2ヶ月目の料金がかからないように、ダイエットそっちのけで必死で編集しました。)
無料のソフトも試しましたが(CANVA等)
有料プランでないと保存できないことが編集後に発覚し(使いこなせなかっただけ?)
断腸の思いで映像を破棄して、Adobeで作成し直しました。
Adobeで映像編集をしている間も
私のMacBookAirちゃん(M1チップの256GB)は
何度かフリーズしたのでかなりイライラさせられました。
そもそも映像編集が嫌な方は、
ココナラ等で作成依頼するのがいいかもしれません。